065241 ランダム
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Wagon.

「3時になれば飛んでいく」

15の僕は、その波の音で目が覚める。
夜は寝ない、寝てしまえばこの思いがどこかへ消え去る。

冗談じゃないさ。
僕はここにいる、眩しくて溶けそうさ。



3時になれば飛んでいく。
3時になれば飛んでいく。
3時になれば飛んでいく。
相槌はいらない、優しいことばも。


3時になれば飛んでいく。
3時になれば飛んでいく。
3時になれば飛んでいく。
3時はいつ来る?

いつか来る。





解説:この詩は、冬休みの宿題に追われているある夜の衝動。僕は、音楽を聴きながら宿題を必死に消化していましたが、ついウトウトしてしましました。どのくらい時間が経ったか分かりませんが、僕は、ヘッドフォンから流れてくる、「波の音」で目が覚めました。あ、寝てしまってたんやな。そう思い時計を見た瞬間、時間は2時56分を指していました。
その瞬間にこの「3時になれば飛んでいく」というワンフレーズが僕の心をぐしゃぐしゃにしていきました。この気持ちは絶対に忘れないでおこうと決めました。

僕は、一生この気持ちを忘れないと決めたのです。

そして、この曲ができました。


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